(公財)農学会・日本農学アカデミー共同主催 公開シンポジウム
「 食料は足りるのか 」(仮題)企画(案)
日時 2016年3月12日(土)午後13時~17時30分
場所 東京大学農学部弥生講堂
後援:東京大学大学院農学生命科学研究科 ワールドウオッチジャパン
趣旨:人新世(Anthropocene)は、とくに1950年代から始まった人間活動の一大加速とも呼ぶべき状況の表れである。人口が1800年代初めに10億人に達するのに、およそ20万年を要したが、現在では70億人を超えている。国連・社会経済局が最近の発表では、さらに「世界全体の人口は今後15年で約10億人増え、2030年までに約85億人に達する。50年までには約97億人、2100年ごろには約112億人に膨張する」と予測されている。この数字の当否は別にしても、世界の人口扶養力を農学的に分析して示すことは、日本の食料地政学的位置づけ、さらには日本の農政の一指針ともなりえよう。
本シンポジウムでは「世界の食料需給」を概括的に展望し、引き続き農業における主要な生産要因である「土壌資源」「水資源」「作物育種」をめぐって現状を分析し、科学・技術的展望を示す。また、動物性タンパクの重要な供給源である「漁業資源」をめぐって、その資源量の現状を分析し、国際的資源管理の展望を示す。
■プログラム(案)
総合司会 (公財)農学会常務理事 丹下健
開会挨拶 (公財)農学会会長 長澤寛道
「世界の食料需給」 名古屋大学大学院生命農学研究科・教授 生源寺眞一
「水資源」 未定
「土壌資源」 東京大学名誉教授 宮崎毅
「漁業資源」 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 黒倉壽
「作物育種」 ご相談 国際農林水産業研究センター理事長 岩永勝
パネルディスカッション 司会:東京大学大学院農学生命科学研究科教授 中嶋康博 パネリスト:上記講演者5名
閉会挨拶 日本農学アカデミー会長 古在豊樹
事前申込・問合せ先:(公財)農学会事務局
〒113-8657 東京大学農学部内 TEL: 03-5842-2210 / FAX: 03-5842-2237
E-Mail zaidan@nougakkai.or.jp URL http://www.nougaku.jp
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